March 8, 2011

銀座店舗プロジェクト「CCCOW」:現場レポート0308

銀座プロジェクトレポートです。
先週末からボードや造作下地の施工が開始されました。
これから施工する様々な什器や家具、金物等は今現在、各工場で製作して
いますので、インテリアのイメージが見えてくるのはもう少し先になります。
下地の段階で店内を見るとシンプルな矩形の平面形状なので広く感じました。
今は現場の施工チームと日々調整をさせていただいています。
今週末から店内の雰囲気が変わっていくので楽しみです。

店舗設計下地
店舗デザイン下地

話しはかわりますが、
先日レポートした「リビングをオーディオルームにする方法」
ブログをみて問い合わせがありましたので、参考までに少し補足しておきます。

ソナスファベールのアマティ
写真に写っていたスピーカーは、オーディオ好きの方なら多分ご存知だと思いますが、
ソナスファベールのアマティです。レッドヴァイオリン色がかがやいています。
また、機材を収納しているラックはクアドラスパイアで、
そこにはもちろんLINN(リン)も収納されています。
家具はドレクセルです。
打合せのためオーナー様宅にはじめて伺った際、このレッドバイオリン色が目に
飛び込んできました。
当初、オーナー様のリノベーションのご要望は間取りを広くして収納を増やしたい
ということだけでした。

クアドラスパイア
室内を見学させていただくとグレードの高い音響機材がずらりと並んでいたので
「音についてご不満はないでしょうか?」と質問させていただくと、
一気に音に対する不満があふれてきました。
天井高の低いマンションで室の容積も大きくなく、窓もたくさんあります。
音楽を鑑賞するにはマイナスな条件ばかりがそろってしまっています。
オーナー様はあきらめていたそうなんですが、そんな悪条件を改善して
これらの音響機材の本来の能力が発揮できるようデザインに取り組みました。
結果、オーナー様には喜んでいただけてとてもうれしかったです。
またサウンドクリエイトの方にも「素直な音がでていて気持ちがいいですね」と
コメントいただけたので、うまく改善できたのだと思います。