July 16, 2013

ピュアパイル工法

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東京台東区池之端でプロジェクトが進行しています。
本日は地盤改良工事でピュアパイル工法を採用しています。

ピュアパイル工法は、小規模建築物等を対象する杭状地盤補強工法です。?本工法は、セメントミルクを地中でそのまま杭状に固化させるため、地盤種別によらず、高品質で?高支持力を発揮する安心確実な工法です。  また、シンプルな施工方法のため、ハイスピードな?施工が可能であり、従来工法(ソイルセメントコラム工法)に比べて工期短縮が実現できます。

特長として、(1)高強度・高品質(2)腐植土地盤に適用できる(3)残土が発生しない(4)低コストなどが挙げられます。

September 10, 2012

「二子玉川ヘアサロン」現場レポートその4

さらにヘアサロンのレポートをつづけます。
ほぼ工事が完了し、オープンにむけて調整の段階に入りました。

赤ちゃんクローゼットヘアサロンのプロジェクトですが、クローゼットの写真からレポートします。
待合スペースの一角にかわいい物販スペースがあります。
感度の高いオーナー様がセレクトした様々な商品が陳列される予定です。
このヘアサロンは子育て中のママが楽しめるようにつくられています。
ベイビー、キッズの魅力的なアイテムも充実しています。

準備中オープンにむけてスタッフの皆さんがいろいろと片づけ中の写真です。
ここはサロンのメインスペースとなるカットスペースです。
天窓の自然光が入るようなイメージの明るく天井高の高い空間です。
ロングボードもディスプレイされました。

カットミラーカット用のミラーの写真です。
壁面から少し離して間接照明を設置しています。
洗練されたイメージとなるミラー蒸着一枚ガラスと、
サロンのイメージカラーに塗装されたベース部分で構成されています。
その下のスチール製の薄いカウンターがあります。

shampbowl.jpg写真がうまくとれていないですが、シャンプースペース(サイドシャン)です。
収納は使い勝手を優先した設計としつつ、少し不思議な窓をつくりました。
通りとつながる小窓があります。
この収納の背面はショーウインドウとなっていて、窓でつながっている構成です。

tenmado.jpg最後は天井の写真です。
天窓風の天井照明と光拡散用の幕です。
この幕は予算的にも最後まで材料をどうするか、納まりをどうするか決まらず、
施工会社の社長と相談して施工リミットぎりぎりな状況で決定しました。
雰囲気よくできてました。

August 23, 2012

「二子玉川ヘアサロン」現場レポートその3

解体しながらつくる作業がしばらく続きましたが、
徐々に仕上げ作業に入りました。今日は写真レポートを中心にまとめます。

板貼り周囲の壁と天井は下塗りの白塗装が完了し、板材が施工されました。
ここから塗装して仕上げていくのですが、素地の木材は素朴な力強さが
あって、この段階の見た目も結構好みです。

したたな薄いスチール製のカウンターも施工されました。最近「薄い」という存在感気になります。
リクドでは、うすいスチールの・・・をいくつかデザインしていますが、おもしろいです。
ミラー設置用の下地角パイプが、にょっきり出ています。

てんがい塗装もかなり進んでいます、木材の部分は白塗装が完了しました。
ここから、表面の加工の作業に進んでいきます。
リゾートのコテージのような天井の光幕も仮設置されました、
いろいろ調整が必要ですが、明るくてとてもよい雰囲気です。

外詳細建物の外側の木板貼りも塗装も平行して進んでいます。
これから仕上げ作業に入ります。

外観その1全景を見るとこんな感じです。
白い木板貼りのファサードができてきました。
写真で見ると木の質感がわかりづらいですが、いい具合です。
ここから表面を削っていきます・・、もっと雰囲気がでてきます。
素敵な空間になりそうです。

August 13, 2012

「二子玉川ヘアサロン」現場レポートその2

現場レポートの続きです。
解体工事がだいたいおわり、表面的な実測ではよくわからなかった
建物の構造や設備現況の確認がおわりました。
いよいよ空間をつくる作業工程となります。
あたらしい内装に利用できるところは最大限使うようにしているので
内装のすべてを解体せず不必要な部分だけを解体し
そこに新しい造作を連続させていきます。
写真はそんな状況の記録です。
大工職人の作業は解体と同時に造作することになります。

解体造作01.jpg天井高さのある空間です。
その高さを利用した中2階のロフト状スペースがもともとありました。

kaitaizousaku02.jpg着々と下地がつくられていきます。 ただ場所によっては壊してつくっての繰り替しです。


外壁は下地施工がはじまりました。石のような空間が木の空間に。

kaitaizousaku03.jpgアーチ形状の開口もなかなかかわいい。大工は手間でたいへんですが・・







July 25, 2012

「二子玉川ヘアサロン」現場レポートその1

新しいプロジェクトのレポートをはじめます。
場所は半年ぶりの二子玉川です。
店舗がたくさんあって歩いて楽しいですよね二子玉川は。
昨年にオープンした加圧スタジオとは駅をはさんだ反対側です。

kizongaikan.jpgこの物件はなかな不思議な建物です。
長方形平面の2階建てのアパートの端っこ、先端にあります。
道路面から見ると一軒家みたいでかわいい印象です。
ここにヘアサロンをデザインします。
素敵なオーナー様と打合せをかさねて工事に着手しました。
まず居抜き物件の建物を調査しながら解体していきます。

kaitai01.jpg今回の解体は空間が大きいのでなかなか大変です。
これまで解体せずに改装を繰り返してきたようですね。
このタイプの物件は予期しない条件が後でわかるので気が抜けません。

kaitai03.jpg積層されていた過去の仕上げが徐々に見えてきます。

kaitai02.jpg
kaitai04.jpg昔はパン屋だった時期があるそうで、厨房の床らしき仕上げや排水溝が。
設備配管の可能な配置などは、これら解体によって正確にわかります。
やはりプランの調整が必要になりました。
店舗の設計は工期が短い中でも日々変更と調整作業が続きます。
このプロジェクトも竣工するまで作業は続いていきます。
(次回につづく。)

July 24, 2012

「木造長屋ダイニングバー」竣工レポート

複数のプロジェクトの同時現場監理がようやく終わりました。
デスクワークに戻りました、さすがに少し疲れました・・
本来のペースに戻ってきましたので、レポートを続けます。
(素敵なお店がどんどんオープンしています・・レポートしていきます)

今日は木造長屋ダイニングバーの竣工レポートです。
この写真を撮影した後にディスプレイなど仕上げてオープン致しました。
連日、満席のようでなによりです。

douroritumen.jpgこれが通りから見た外観です。長屋の中央にあります。
外壁は新品のトタンを張り、エイジング塗装をしています。
しかも塗装はリクド松浦の手仕事です。毎度のことですが塗装業者より上手い・・

douromado.jpg見上げです。錆びた感じがよく再現されています・・
窓は今回、新規でつくりました。
通りと店内が少しでも視覚的につながるように。

iruguti.jpg入り口は大きなFIX窓と木製の引き戸で、シンプルかつ店内が見えるように。
ここから店内のカウンターが見えて新鮮な野菜などがディスプレイされます。
この入り口はシンプルで好きなデザインです。

1Fcounter.jpg1階のカウンターです。濃い塗装の杉板でまとめてます。
リクドで最近、心地よいと思うカウンターの高さで製作しました。
やはり快適です。

1kainaisou.jpg階段側です。
杉板の張り目を変えたり間引いたりと変化をつけています。
シンプルな変化ですが、インテリアに与える効果は大きいです。
遠近感も変化しますし、なによりデザイン性がでてきます。

WC.jpgはい、今回トイレはワインのような赤で統一です。

kitchen.jpg厨房は必要とされる機能をシンプルに配置です。
換気が大事です、特に給気。あとはシェフが使いやすいように、清潔に。
あとコストコントロールでしょうか。
厨房器具メーカーの担当者様、いつもありがとうございます。

2Ftosou.jpg2階です。このフロアにはテーブル席がたくさん並びます。
窓際にはベンチシートをつくりました。
杉板の方向で遠近感がでて空間に奥行き感がでて良い感じです。

souko.jpg屋根裏部屋があり、倉庫になっています。
ミニオフィスもつくりました。ベニヤ素地のまま、山小屋風に。

kaidansouko.jpg3階の屋根裏部屋から2階を見下ろしています。
フロアの変わるところで色を塗り分けています。これだけでも十分きれいです。
とても入りやすいワインバーになりそうです。

お店の詳細は私が書くよりも専門サイトのニュースをみていただた方が
わかりやすいですね。→こちら。
興味があれば一度、飲みにいってみてください。居心地いいです。
予約はわすれずに!

June 10, 2012

「木造長屋ダイニングバー」現場レポートその3

レポートのつづきです。
このプロジェクトはスケルトンからの飲食店の新装工事のため
工期は3週間程度で進められています。
手際よく様々な工事の職人が施工を進めていきます。

下見板1階は大きなカウンター席を計画しています。
厨房を区画する垂れ壁は下見板(したみいた)張りにしました。
日本の木造建築では昔からある外壁の仕上方法です。
板を段々に重ねて施工します、段差が美しいので好きなデザインです。
出隅の納まりは留めです(大工さんの腕がよかったので・・)。

2fmado.jpg2階の仕上げです。
仕上げの板張りも終わり、通りに面する外壁面に大きな開口部を作りました。
店内の賑わいを感じることのできる大きなスクリーンのような窓です。
板張りの目が流れのようになり、遠近が強調されて空間に迫力でてきました。

setubisekou.jpg大工工事がある程度進むなかで、設備工事も同時に進んでいきます。
この日は空調業者さんがエアコン(天カセ)を吊り込みしていました。
木造ということもあり4馬力の4方向天井カセット型エアコンを施工します。

hikido.jpg入り口の引き戸も施工されました。
店内がよく見えるようにガラス面は大きく。
客席から厨房まで見ることのできるショーウインドウのような開口部です。
気兼ねなくふらっと入り、お酒を楽しめる居心地の良い店になりそうです。
外壁の波トタンも施工が完了しています。(足場で全体はみえません・・)
あと少しでこの現場も竣工をむかえます。
(次回は竣工レポートを行います)

June 1, 2012

「木造長屋ダイニングバー」現場レポートその2

現場はとても順調に進んでおります。
先週の記録写真ですが、レポートの続きです。

古い建物はそれだけで雰囲気のある空間をつくってくれます。
この案件も雰囲気のある空間なのですが、はじめの状態は
スケルトンにする際の補強工事等でボードやサイディング材が施工され、
そのデザイン性が失われていました。
今回はその雰囲気を復活させつつ現代的なバーをつくるということが
ポイントになります。

zousaku01.jpgさっそくカウンター下地の施工がはじまりました。
腕のいい大工の親方なので施工が早いです・・

zousaku03.jpg2階の客席スペースも同時進行で仕上げ工事が始まりました・・早い・・・

zousaku02.jpgあっというまに壁面が完成しました。
仕上げの塗装はこれからですが、大きく割いてもらった杉板貼りのざっくりとした
印象、とてもいいです。(今の状態は少し山小屋状態ですが・・)
これは素敵なインテリアになりそうです。
写真では見えにくいですが、ワインボトルをディスプレイできる浅い棚があります。
ごくシンプルですが、このお店の目指すイメージにはとても合うはずです。
6月中旬のオープンが今から楽しみです。


May 25, 2012

「木造長屋ダイニングバー」現場レポートその1

現在、様々なプロジェクトが複数同時に進行しております。
今年は、オーナー様からお電話いただいた後、すぐにお会いして
候補物件の現場調査をし、ご提案をするという機会が続いております。
ありがたいことですが、ブログが追いつきません・・・。

レポート可能な素敵な案件がいくつかあるのですが、それは後日取り組むとして
今日は現在進行中の案件の中から一つレポート致します。
建物の年代モノと呼べそうな木造長屋のダイニングバーの新装工事です。
少し前に工事がはじまりました。

kabekizon.jpgsumidasi.jpg

uraniwa.jpg古い建物(スケルトンで引渡し)の新装工事です。
設備等の容量確保など注意しなければならない点が多々ありますが、
設計と工事に苦労するかわりに完成するととても雰囲気のいい空間となります。
なので完成が楽しみです。
今回は、現場対応のできる施工チームを集めたので現場指示が多くなり
頻繁に通っています。(次回につづく。)

May 14, 2012

六本木居抜きバー「CHIRUCHIRU」竣工レポート

六本木居抜きバープロジェクトの竣工レポートです。
工事を、バランスよく集中して行うことができたので、短期間で無事に
工事が完了しました!

完成02限定した部分の改修を行っただけですが、全体の仕上りは
とても美しいものとなりました。
もともとあった木板の仕上げやカウンターもクリーニングして
新しく仕上げた印象です。

完成03できるだけ少ない工事でコストを抑え、既存のインテリアを
美しく変化させる改装の良い事例となりました。

完成01今回は既存物件の状態が比較的よかったことと、オーナー様の
ご意向があったので実現できたプロジェクトだと思います。
とてもきれいになりました。

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