August 17, 2010

「今日の画像:近未来・・」

最近、ブログで目の栄養になるような美しい画像を載せてない!
と思い撮影した画像データをぼんやり眺めてみました。
もやもやしている頭がすっきりしそうな画像に刺激をうけたので
少しのせておきます。

新国立美術館03.jpg
新国立美術館02.jpg近未来です。まるで映画の世界のようですが
これはオフィス近くの新国立美術館の写真です。
全体の構成や細かなディテール等きっちりまとめられているあたり
実務的に参考になる部分が多いのですが、そんなことを抜きにして
このかたちでこの規模の空間が存在することにやはり感激です。
実際に体験すると素直に圧倒されます。
もういろいろなところが曲線でうねっていますし。
写真を撮って絵になる空間は理屈ぬきにいいですね。
今日は素朴な経験主義者です。


August 9, 2010

「ゆとりのある子育てマンション」

昨年、デザインをお手伝いさせていただいた東急建設が設計した
「ブローテ大倉山」が竣工しました。
内覧のお誘いをいただいたので見学してきました。
その写真を少しアップします。

ookura1.jpg
民間の賃貸マンションとしてはめずらしく中庭やエントランス、廊下、
駐車スペースなど共用スペースにゆとりをもたせた設計となっています。
実際に現地を訪れてみると敷地内には心地よい開放感があります。
この物件は働く女性が安心して子育てができるように計画された事業で、
認可保育所(予定)やキッズルームを備えています。
「横浜市子育て応援マンション認定制度」で賃貸として第1号の認定とのこと。
近隣に公園や児童館、保育園、小中学校、医療機関があり
子育てファミリーには快適な住環境といえます。
ベビーカーの乗り降りに配慮したスペースやすべて平置きの駐輪・駐車場など
あらゆる部分で子供のいる生活に配慮した設計となっています。

ookura2.jpg
敷地内は植栽や屋上緑化などで緑が小さな公園のようです。
建設コストは抑えたと聞いていますが基本デザインはごくシンプルに
まとめられていて好印象です。
またやさしい色のテーマカラーを各階ごと配したり円形のデザインをモチーフに
して建物の様々な要素がデザインされています。

ookura3.jpg
それらにより建物全体に楽しいイメージが生まれています、入居した子供達が
マンション敷地内で楽しく遊んでいる風景が想像できます。
募集をしたらすぐ、入居者がきまってしまう人気の物件になりそうです。



August 2, 2010

「ちょっとだけ高級な浴槽を」

現場打合せの帰りにオフィスの近くにあるジャクソンのショールームを訪れました。
ショールーム内の浴槽を新商品に入れ替えたそうで、前事務所時代からお世話に
なっているジャクソンの営業の方に誘われ少しだけ寄ってきました。

jacson.jpg
ジャクソンといえばホテルや豪邸の浴槽を扱っているイメージがあります。
実際、上代価格もなかなかの金額です。
ただ浴槽そのものの素材や仕上がりは美しく、光沢のあるなめらかな真白の曲線の
アクリル浴槽は湯がはられると湯がブルー色に見えとても美しいです。
ただ最近の経済状況の悪化に伴いなかなか売上げは苦戦しているようで、
価格を抑えたコンパクトなモデルを開発したとのことです。
戸建住宅のバスルームにも計画できるサイズで、デザインは洗練されています。
デザインが好きな方やお風呂が好きなオーナー様ならきっと気にいるだろうと思いました。
自宅にちょっとだけ高級な浴槽を考えてみるのも悪くないですよね。
デザインのよい快適なバスルームでリラックスできたらやっぱり気持ちがいいです。
心地よい香りのするショールームでドリンクをいただきながら説明を聞くだけでも、
幸せな気分になってしまいますし。
ちなみに写真は高級モザイクタイル貼り浴槽です、これはかなり高額です(汗)・・。

April 1, 2010

「最近考えたこと・・」

これまでお世話になってきた各メーカーの担当者が、今年に入り
人事異動や再編でいなくなってしまい困っています。
仕事を通じ時間をかけて信頼関係を築いてきた人たちがいなくなる
ということは、良質なものをつくるために必要な力が失われることを
意味するので、僕にとっては大きな痛手です。
経済状況の悪化による建築業界への直接的な影響なのでしょう・・、
設計の進め方を少し変えざるをえません。

連絡のとれたお世話になった人の話を聞くと、
売り上げに直接つながらない設計者に対応する人材を減らし
直接販売を行う営業の人材を増やしているようです。
いろいろやりにくい時代になりました。
また、お世話になった目上の立場の人も引退しつつあります。

これから先はこれまで教えていただいた技術や知識を使って前に
進みつつ、周囲の人力を育てていく必要性も感じています。
がんばらないといけませんね。

March 4, 2010

「お気に入り:黒胡椒せん」

ひさしぶりに食べ物の話題です。
今年はじめて知って今はまっている食べ物があります。
それはこしょう味の煎餅です。
これまでなかなか自分好みの煎餅にめぐり会えず探していたのですが
ようやくひとつ発見しました。
親戚が手焼きの草加せんべい屋さんだったこともあり、幼い頃から
煎餅といえばそこの手焼き煎餅を食べていたせいか
市販されている煎餅の化学調味料の味やもち米の味に馴染めず
最近は煎餅を食べなくなっていました。
たまに手焼き煎餅屋を見つけて食べてみるのですが
しょうゆともち米の味、そしてかたさの納得のいくものがなくがっかり
するばかりでした。
親戚の草加せんべいが頼みの綱でしたが私が大学生の頃に
ご主人が高齢のため引退し閉店してしまったので、
その煎餅もなくなってしまいそれ以来おいしいせんべいを探してきました。
そしてようやく発見しました。それがこの「黒胡椒せん」です。

黒胡椒せん.jpgシンプルな手焼き煎餅とは異なりますが胡椒の辛さが平気な人なら
スパイシーでおいしい小さめの薄焼きお煎餅です。
スナック菓子のような感覚もあり酒のつまみにとてもよいです。
この煎餅をつくっている「おせんべいやさん本舗」は私が知らないだけで
すでにかなり有名らしく関東圏には多くの直営店があり通販もやっていて
雑誌等でも紹介されているようです。
機会があれば一度食べてみてはいかがですか。

January 13, 2010

「海遊館」

沖縄美ら海水族館
年末に現場視察の帰りに少し時間があったので、海遊館に行ってきました。
小学校6年生の時、ジンベエザメをどうしても見たく、
オープンして間もない頃に訪れた以来です。

閉館間際に滑り込んだので、夜用のライティングになっていたらしく、
ベース照明の照度を下げたダークな水中に、演出用の狭角のスポットライトが
水の流れでゆらめき、陰影の強調された魚影の姿が印象的でした。

空間構成も最上階から螺旋状にスロープで降りていく回遊性のあるプランによって、
深いひとつの水槽をレベルごとに見られるので、
水深によって魚が棲み分けできているところが分かるのは良いと思いました。
また浅いところから深いところへ向かうシークエンスが、
自分が水中に素潜りしているような疑似体験をしているようで、
水の透明感と透過する光から水の色そして水の静けさみたいなものを
感じ取ることが出来ました。

また、スロープのなかで、行き止まりのフォワイエがあり、人の流れを気にせず、
自分のペースでじっくり座って水槽を眺められるのが良かったです。

初めて海遊館に行った頃から熱帯魚飼育にはまってしまい、
少ない小遣いなのに、希少種・珍種といった高価な魚や、
独自に外部濾過と上部濾過、底面濾過を併用した濾過システムを
作ったりしていたものです。
それから大学卒業間近まで、熱帯魚飼育をしていました。

沖縄美ら海水族館
辞めてしまったのは・・・
大学の卒業設計で研究室に泊まり込んでいたため、久しぶりに自宅に戻ったときは、
既に水槽に魚はいませんでした。かわいそうなことをしてしまいました。

それから熱帯魚は飼っていません。
たまに水族館に行くと、また熱帯魚飼育を始めたい衝動に駆られます。
(写真は沖縄美ら海水族館です。)

December 17, 2009

「すれちがい通信」

みなさんはクリアしましたか?
「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」

私は「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」以来のドラクエで、
最近ようやくクリアしたのですが、久々にゲームを楽しませてもらいました。
「すれちがい通信」という機能を体験するために、購入したのですが、
この機能には、今の現代社会の新たな繋がりを感じました。

すれちがい通信とは、携帯型ゲームにおいて、ゲームの進行などに影響を与えるための
他のプレイヤーとの通信を、ゲーム機同士が自動かつ瞬時に行う機能・サービスです。
秋葉原の新名所「ルイーダの酒場」というすれちがい通信を楽しむコーナーが
出来たほどの人気です。

終電の電車の中、一日の仕事終え帰路につく者、会社の同僚と飲んで帰る者、
いろんな見知らぬ人が同じ車両の空間を共有しています。
みなさんゲーム機を手にしている様子もなく、
ましては終電まで働いているような人が多いなか、
ゲームなんてしてないだろうという勝手な思いこみをしていた私ですが、
いざすれちがい通信をしてみると、多くの人が私と同様、
鞄の中ですれちがい通信を楽しんでいました。

twitterやmixiなどを楽しんでいる人は多いかと思いますが、
基本的には知っている人、知りたい人との繋がりです。
このすれちがい通信は、誰かも分からないまま、ゲームの世界のみの繋がりです。
ただ、この繋がりが私には小さな幸せのような感じがしました。
占いとか興味はないし、信じてはいないけど、
ふと目にした今日の運勢が良いとちょっと嬉しくなるような小さな幸せです。

自分と同じように遅くまで働いている全く見知らぬ人が、
実は自分と同じようにすれちがい通信を楽しんでいるという事実。
知らない人だけど、そんな人とゲーム上で繋がることで、
私は知らない人から小さな幸せをもらい、
私はその知らない人に同じ小さな幸せをあげている。

見知らぬ人同士が普段こんなに接近することはないという距離感に置かれる
電車という不思議な空間。
たまたま同じ時間に同じドアから電車に乗り込んだだけの関係。
そんな人たち同士が同じ小さな幸せを互いに与え合っている関係が
とても微笑ましく感じます。

December 10, 2009

「きれいなドローイング」

この仕事をして良かったなと思うのは、実際空間が出来上がり、
クライアントの方の満足そうな笑みを浮かべた傍らで
その空間の中に自分の身を委ねたとき、
そしてプレゼンテーションで自分のイメージを伝える
きれいなドローイングが出来たときです。他にも色々ありますが、
私がその気持ちを特に噛みしめるのはこの2つかなって思います。

日々の仕事は、すごく地味で図面を描きながら、悪戦苦闘の毎日で、
プレゼンテーション前は徹夜続きですが、この瞬間だけは格別です。

イメージを伝えるのは、とても難しいです。
自分の頭に描いたイメージをビジュアル化するのでさえ、
何年やっても難しいです。
私の場合、頭に浮かんだイメージは、どちらかというと雲みたいな
フワフワしたもので、いざ、カタチにしてみると描いたイメージと
ちょっと違うものが出来てしまったりします。
これは、自分がその空間に身を委ねたときの雰囲気というか
感覚的な部分まで含んだイメージであり、
模型やCGを作ってみると空気感が違っていることに気付くのです。
その違いは、素材の仕様かもしれないし、細かなディテールかもしれない。
検討に検討を重ねて、自分のイメージ通りに仕上がったビジュアルは、
とても説得力のあるものとなります。
そんなビジュアルが出来れば、プレゼンテーションもきっとうまくいくだろうし、
立ち上がる空間もうまくいくはずです。

クライアントに喜んでいただくことが何よりですが、
そのための伏線となるプレゼンテーションのビジュアル。
そのビジュアルが納得のいく仕上がりとなったとき、
このプロジェクトが将来実現し、プロジェクトに関わった皆さんが
ハッピーになる未来を見据え、心の中でガッツポーズをしてしまいます。

December 4, 2009

「表参道のイルミネーション」

幾つかの大きなプレゼンテーションのため、ブログの更新ができないうちに、
いつのまにか「更新しないでいいや」という甘さが芽生え、
更新しなかった時間が更新のハードルをどんどん高くし、
気がつけば年末となっていました。

チェックしてくださっていた方すみません。
とにかくまた書き始めますので、よろしくお願いいたします。

表参道のケヤキの葉も散り始めたようで、
毎朝落葉を掃いている人を見掛けます。
イルミネーションは、22時には消灯されているようで、
こんなに近くにいるのにまだ見れていませんが、
点灯の2週間くらい前から夜間は高所作業車が入り、
ひとつずつ寒い中作業をしていました。
自分が考えている以上に大変な作業のようで、
一晩に1作業車で2〜3本くらいしか進んでいないのがそれを物語っていました。

ケヤキのLEDが消灯後も表参道ヒルズのエントランスのイルミネーションは
付いているので、そこで多くの方が写真を撮っているのを目にします。
聞けば11年ぶりの復活のようで、盛り上がっているようです。
ライトアップされたディオールの紅いボリュームは、
いつもの外観からは想像できないまた違った表情となっています。
それにしても女性は、本当にキラキラしているのが好きなんですね。
イルミネーション以上に、女性の瞳がキラキラしている姿を目にする
今日この頃です。

July 6, 2009

「ゆれてみる」

ゆれる
滞在したホテルでの経験です。
テラスでロッキングチェアに座り、ゆれてみます。
そして何も考えずぼんやりと風景を眺めます。
リラックスして気持ちがいいですね。
この居心地のよさはどこからくるのでしょうか?
考えてみます。

ゆれる
テラススペースの床高さはアプローチの地盤高さより少し高くなっていて、
柱と手すり、そしてその前に少しの植栽があります。
チェアに座りゆれているとき、目の前を通行している人と目があったとしても、
通行人も自分もそれほど嫌な思いにはなりません。
それは、自分が通行人を風景の一部として、通行人も自分をホテルエントランスの
風景の一部として認識しているからです。
ここでは、パブリックな領域とプライベートな領域が同時に存在しています。

そんな関係をもつような半外部の空間はとても魅力的です。
旅先で、たまには「ゆれてみる」のもよい経験です。
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