September 27, 2010

個人住宅プロジェクト「KAHU」:現場レポート0915-0924

0915から0924にかけての個人住宅プロジェクト現場レポートです。
9月15日は予定通り、確認申請と住宅瑕疵担保保険の中間検査を受けました。
この日は検査のため早朝から現場に行っていたので、工務店の専務と相談して
これから始まる各工事の職方との打合せも行いました。
階段製作のプレカット業者や、外構工事業者、床暖房業者に電気業者等・・
質の高いキッチンを製作する「ジクート」代表の中島氏と担当の柳沢さんとも
打合せました。
これから様々な工事が始まるので取り合いや納まりなどで気が抜けない時間が
続きますが、家が完成するために大切な調整作業なので気合をいれていきます。
以下、写真レポートです。

斜め天井施工 ・天井が施工され、インテリア空間ができてきました。



フローリング塗装の仕上り ・フローリング工場に行き塗装の仕上りについて職方さんと話合いました。



フローリング木目に色を浸透 ・木目の中に色を浸透させるのがむずかしく検討をくりかえしてもらいました。



黒と白のクリ無垢材フローリング ・最終的に色と仕上りが納得できるレベルになり、この方向で全てを塗装です。



設備配管施工 ・設備配管も施工が進んでいます、これはキッチン用の給排水です。



外壁防水シート施工 ・防水シートが外壁に施工されました、なので今は白い建物になっています。



フィルム式床暖房施工 ・フィルム式の床暖房も施工完了です、ベストな配置で施工してもらいました。



自然光がよい感じに入る個人住宅 ・最後に、曇天の室内です。様々な窓から光が入りよい感じです。

September 24, 2010

分譲マンションのデザイン監修「GLS-WN」

分譲マンションのデザイン監修の仕事を最近行っています。
ここでひとつ紹介させていただきます。

分譲マンションのアプローチデザイン
エントランスゲートのデザイン
モダンな金属パネルのゲートデザイン 躯体条件(空間の大きさ・プロポーションや動線)によって念入りに選定された
仕上材料や各部フォルムのデザインは、この敷地条件であったからこそ導かれた
私なりの回答です。

分譲マンションのエントランスデザイン エントランスは、住人によってはパブリックからプライベートにスイッチが
入れ替わる場所であり、また住人に会いに来る客人を招き入れる
おもてなしの場所です。
そのため、ラグジュアリーで落ち着いた雰囲気を作りながらも、
心が癒されるようなホッとする空間創りを目指しました。
直接光源が見えるダウンライトをほとんど設けず、間接照明によって
柔らかい優しい光に満たされた空間、木や石といった自然そのものの色や質感を
生かしたマテリアルで満たされたナチュラルな空間、外光を導きつつも、
外からの視線を操作した開口部、外観エントランスの現代的なシャープでモダンな
ゲートとエレベータホールのモールで装飾されたクラシックなゲート、
炭の脱臭効果や空気浄化効果を持ったアートパネル・・・。
これらの各部デザインが融合し、エントランスを通って家へ帰る、
または家からエントランスを通って外へ出る一連のストーリーは、
日々の生活をちょっと豊かにしてくれることと思います。

分譲マンションのエントランスホールデザイン
分譲マンションのEVホールデザイン ホテルライクなエントランスは、最近のマンションによく見られますが、
ホテルのエントランスデザインを真似るというより、ホテルのホスピタリティを
マンションに取り入れることが重要です。そう考えていけば、デザインの幅は
ぐっと広がるはずです。ただ、デザインする時点では住まう方が見えない
(購入者が決まっていない)以上、ターゲットを幅広く捉える必要もあるので、
誰もが好むデザインを要求されるのも事実です。そうなると変化球は向かないし、
直球勝負の中で、いかにオリジナリティあるデザインにしていくかが
分譲マンションのデザイン監修に求められることではないでしょうか。

September 22, 2010

個人住宅プロジェクト「KAHU」:現場レポート0911-0913

9月11日から13日にかけての個人住宅プロジェクト写真レポートです。
外壁にはアルミサッシが施工され、雰囲気がでてきました。
この段階で建築確認等の中間検査を受けます。

戸建て住宅外観 ・外観です、なかなかの迫力です。



アルミサッシと防水紙施工 ・アルミサッシが施工されています。枠下の防水紙もきちんと施工されています。



天井の野縁・間柱施工 ・内部は天井の野縁や間柱がほぼ施工されました。



FRP防水施工 ・FRP防水も施工完了です。

September 21, 2010

個人住宅プロジェクト「KAHU」:現場レポート0909

毎日のように打合せを行い職人さん達の施工を見る生活がスタートしています。
KAHUプロジェクトでは工務店の技術を最大限に活かしながら家のデザインが
実現するようディテール(細部)をすべてオリジナルで検討しています。
そのため、どうしても監督や職人との打合せが頻繁に必要になってしまいます。
依頼してくださったオーナー様へ最大限のデザインでこたえるためです。
なかなかブログの更新ができないでいますが、現場の様子を簡単にコメント付き
でまとめておきます。

省エネ等級4に該当する断熱材施工 ・土間部分の立上り部分に断熱材が施工されています(省エネ等級4に該当)



グラスウール施工 ・1階天井にもぎっしりグラスウールです!床暖房の断熱材として施工しています。
グラスウールは吸音材でもあるので、遮音性もUPします。



ケイカル板(不燃材)施工 ・バルコニー下地のケイカル板(不燃材)の施工状況です。



外構の構造用合板施工 ・外壁の構造用合板が全て張られています(写真は室内から)

September 6, 2010

個人住宅プロジェクト「KAHU」:現場レポート0904

家のおおよそのかたちが見えてきました。
外壁の構造用合板が施工され、サッシを取り付ける予定位置に
開口があきました。

戸建て住宅設計 この段階になると内外の関係をおよそ体感できるようになります。
自然光が室内にほどよく入り、窓から見える景色も楽しそうです。
周辺環境とは、よいバランスがとれています。
また、家の性能を確保するための工事も着々と進んでいます。
今回の設計では断熱仕様も十分な性能を確保することにしました。
床下用や壁・天井用に厚さのある断熱材を大工さんが丁寧に施工しています。
(写真は床下用のグラスウールです。)

床下用グラスウール施工 9月に入っても猛暑が続いています。
職人さんたちはとても大変そうですが、工事はとても順調に進んでいます。
日々、感謝です。
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