May 21, 2009

「昆虫」

なんだか虫の活動が活発になってきましたね。
窓を開けっぱなしにしておくと、いろんな虫が入り込んできます。
外では虫がつがいで飛んでいます。

私は小学校の頃、「昆虫博士」と呼ばれるくらい昆虫が好きでした。
担任の先生に送る年賀状に、季節感も全くないカブトムシの腹面のリアルなデッサンを
描いたことを今でも憶えています。
夏にはよく虫取りに連れて行ってもらったものです。

私たちは、哺乳類や鳥類といった恒温動物が世界を制していると考えがちですが、
地球上の生物で学問的に分類された175万種のうち、
哺乳類は4000種、鳥類も9000種ほどで、両方を合わせても1%に満たないそうです。
植物を含めた全生物種の約60%は昆虫であるそうです。
(※最新データではありません。)

昆虫(甲虫)
小学校の頃は、ゴキブリを除いたほとんどの昆虫が好きでした。
当時は直接手で触れていたわけですが、
最近はなかなかそうもいかなくなってきました。
今では昆虫がふと目の前に現れると、警戒して心拍数が上がってしまいます。
でもある程度距離感が保てた関係だと、未だに気持ちが少し和みます。
まだ虫好きの血が少し残っているみたいです。

昆虫(特に甲虫=カブトムシに代表される殻の固い昆虫)の拡大写真が載った図鑑は、
今でも大好きで、本屋で見掛けるとつい買ってしまいます。
昆虫は小さな精密機械のようでもあり、
デザインにおいてもさまざまなインスピレーションを駆り立ててくれます。

窓から入ってくる虫たちが、蚊や蛾ではなく、
光沢感ある鮮やかな色彩に彩られた甲虫であれば、
私にはきっと仕事中の最高の癒しとなるでしょう。