ファサードグラフィック・ディスプレイデザイン
3.1 フィリップ リム青山店のファサードグラフィック・
ディスプレイデザインワークをご紹介します。
海外のフラッグシップストアのファサードデザインを反映させるため、
白のシンプルなパターンを印刷したフィルムをビル全体のファサードに
ラッピングすることで、ブランドイメージを高めました。
既存ビルファサードのガラスサイズにしっくり納まるモジュールで
グリッドラインを構成し、その1マスに、下図のようなラインを描きました。
このラインは、海外のフラッグシップストアのファサードに見られる弧を描いた
オーバル型の断面形状を線幅に置き換えたグラフィックパターンとなっています。
3次元を2次元化したグラフィックデザインです。
また、このパターンはディスプレイされる限定バッグに使われている
スタッズのようにも見え、新たに創られるウィンドウディスプレイとも連動した
ファサードデザインとなっています。
このパターンを反復させた線画を、透明シートに白インク1色で出力します。
シート全体に50%程度の網掛けをしているため、半透明(乳半)のシートのように
見えます。東京(青山)フラッグシップストアはダブルスキンになっており、
間接照明が内蔵されています。よって、昼間は白インク部分が乳半部分より白く見え、
夜間は間接照明によって白インク部分が若干の影となり、乳半部分が光が透過し
明るく見えるという昼夜で明るい部分が反転します。
海外のフラッグシップストアのデザインを反映させながらも、
繊細なグラフィックで表現されたファサードは、四季のある日本の日の光、
そして間接照明による演出によって、多彩な表情を見せてくれます。
セールスプロモーション
網入ガラスではない透明ガラスの部分は、プロモーションを行う面として使用します。
ファサード全体で使用するパターンの中に、線画で描いた商品やタイポグラフィーを
挿入します。パターンで用いた豊富な線幅を用いたグラフィックは、
ダイナミックなインパクトあるグラフィック、繊細なさりげないグラフィックなど、
ファサードデザイン全体に溶け込んだ中で構成が可能で、
レイアウト・サイズ等も自由に設定することができます。
全体の店装のバランスを崩すことなく、ガラス1枚〜2枚分のフィルムの貼替で
さまざまなプロモーションを行えるので、ランニングコストも抑えた印象的な
プロモーションが行えます。
ショーウィンドウ
部分的にフィルムに出力を掛けず、
透明部分を設ける(透明フィルムのままとする)ことで、
ダブルスキンの奥行きを使用したショーウィンドウを設けることも可能です。
自由なサイズ・カタチでウィンドウを作ることができるため、
商品にとって最適なスペースを確保することができます。
また、線画のグラフィック越しにその商品をディスプレイすることで、
相乗的な効果が望め、より印象的なウィンドウスペースを創ることもできます。
ディスプレイデザインワークをご紹介します。

海外のフラッグシップストアのファサードデザインを反映させるため、
白のシンプルなパターンを印刷したフィルムをビル全体のファサードに
ラッピングすることで、ブランドイメージを高めました。
既存ビルファサードのガラスサイズにしっくり納まるモジュールで
グリッドラインを構成し、その1マスに、下図のようなラインを描きました。
このラインは、海外のフラッグシップストアのファサードに見られる弧を描いた
オーバル型の断面形状を線幅に置き換えたグラフィックパターンとなっています。
3次元を2次元化したグラフィックデザインです。
また、このパターンはディスプレイされる限定バッグに使われている
スタッズのようにも見え、新たに創られるウィンドウディスプレイとも連動した
ファサードデザインとなっています。

このパターンを反復させた線画を、透明シートに白インク1色で出力します。
シート全体に50%程度の網掛けをしているため、半透明(乳半)のシートのように
見えます。東京(青山)フラッグシップストアはダブルスキンになっており、
間接照明が内蔵されています。よって、昼間は白インク部分が乳半部分より白く見え、
夜間は間接照明によって白インク部分が若干の影となり、乳半部分が光が透過し
明るく見えるという昼夜で明るい部分が反転します。
海外のフラッグシップストアのデザインを反映させながらも、
繊細なグラフィックで表現されたファサードは、四季のある日本の日の光、
そして間接照明による演出によって、多彩な表情を見せてくれます。



セールスプロモーション
網入ガラスではない透明ガラスの部分は、プロモーションを行う面として使用します。
ファサード全体で使用するパターンの中に、線画で描いた商品やタイポグラフィーを
挿入します。パターンで用いた豊富な線幅を用いたグラフィックは、
ダイナミックなインパクトあるグラフィック、繊細なさりげないグラフィックなど、
ファサードデザイン全体に溶け込んだ中で構成が可能で、
レイアウト・サイズ等も自由に設定することができます。
全体の店装のバランスを崩すことなく、ガラス1枚〜2枚分のフィルムの貼替で
さまざまなプロモーションを行えるので、ランニングコストも抑えた印象的な
プロモーションが行えます。

ショーウィンドウ
部分的にフィルムに出力を掛けず、
透明部分を設ける(透明フィルムのままとする)ことで、
ダブルスキンの奥行きを使用したショーウィンドウを設けることも可能です。
自由なサイズ・カタチでウィンドウを作ることができるため、
商品にとって最適なスペースを確保することができます。
また、線画のグラフィック越しにその商品をディスプレイすることで、
相乗的な効果が望め、より印象的なウィンドウスペースを創ることもできます。